あいぷらすはほのぼのとした里の中にあります。
近くに山があり、いろいろな動物が住んでいます。
小鳥たちも様々な種類のものが遊びに来ます。
オープンしてしばらくたったころの夕刻、日が沈んで暗くなった時刻でした。
お客様が「鹿がいた」「大きな角で立派な鹿だった。」と入り口付近に鹿がいたと教えてくださいました。
それからほぼ毎日、誰かがこの雄鹿を目撃するようになりました。
どうやら、毎日夕方、入口の畑で遊んでいるようです。
そんなある日、夕方の浴槽の手入れ作業に向かい、車であいぷらすの前の県道を走り、カーブを曲がった直後、道路の真ん中にこの鹿がいたのです。
あいぷらすに曲がるために速度を落としていたので、鹿を轢くことはなかったのですが、普通に走っていたら、たぶん衝突していたと思います。
鹿は、びっくりしたようで、県道を横断するのをやめて、あいぷらすの裏山方面に走り去りました。
次に会ったのは、あいぷらすの入口の横にある畑で、本当に立派な角を堂々と立てて、車の中の私を見ていました。
私は、そのかわいい目を見ながら、窓を開け、「こんばんは~」とあいさつしました。
まあ、鹿の方としては、人間が怖いので、さっと翻してまたまた裏山の方へ逃げていったのですが。
鹿は、「キーン」と鳴くようです。
この雄鹿が現れるようになったころから、裏山でしきりに「キーン」と鳴き声がします。
恋の季節なのかなと感じました。
そして、だんだんと夜の寒さが厳しくなったころに鹿の鳴き声が少なくなりました。
それにしても、動物たちは、この寒さをどうやってしのいでいるのか?雨風をどうやってしのぐのか?本当に不思議です。
だって、人間だったら気温10度のところで寝ようものなら、ほぼ凍死してしまうでしょうから。
毛があるといっても、北極で着るようなダウンほどでもなく、そんなに防寒作用があるとも思えないし。
敷地内で見た鹿以外の動物は、いのししの親子、キツネ、うさぎ、イタチなどがあります。
中でもキツネには驚かされました。
窓から見ていると、堂々と日向ぼっこをしていたようです。
この近辺でキツネを見たのは、初めてです。
のほほんとして、本当にかわいいもんです。
窓の中の視線を感じたのか、そそくさと去ってしまいましたが。
この動物たちのためにも早く春が来てほしいものです。
きっと、食べ物が少なくて、お腹を空かせているでしょうから。
最近では、イノシシやシカが増えすぎて、農作物の被害が出ていることから、害獣みたいに扱われていますが、元をたどれば人間の与えた影響が大きいのであり、もう一度バランスを取り直して、動物たちの大切な命を守ってやってほしいと思います。
あいぷらすは、動物たちと共存共栄してします。ほのぼのとした里の環境を満喫できますよ。